

日本文教出版の創立15周年記念事業の一環として、1964年より創刊されている「岡山文庫」。2021年までになんと324巻(!)が発行されており、岡山県の文化や自然、人物など、あらゆる分野が取り上げられています。
岡山文庫は、コンパクトながらもボリュームたっぷりで、学びが深い。文章にも味があります。岡山の方も、そうじゃない方もきっと楽しんでいただけるシリーズです。
aruが位置する王子が岳のふもとは、瀬戸内海国立公園に指定されている場所。海と山に囲まれて自然に恵まれ、そういったこともこの場所で本屋をつくりたいと思った大きな理由のひとつです。
『岡山の自然公園』は、瀬戸内海や鷲羽山など、岡山の魅力的な自然のある場所がまとめられた一冊。自然が好きな方にぜひおすすめしたいです。
── ただ、今回の撮影は季節に終われ、雪の県北で車が動かなくなったり、南の島では便船が一日に一度しか無かったりで、意図したものが十分にとらえられなかったことを反省しています。(あとがきより)
こんなことを正直に書くチャーミングさも、岡山文庫の魅力のひとつ。